悩みとの共存。
私は、あまり人に相談しません。
進路の話、恋愛の話、将来の話、夢の話……
色々悩むことはありますが、普段人にはほとんど相談しないです。
このモヤモヤを何と表現したら良いかわからない、という理由もありますが、
相談しても結局最後に動くのは自分なのだ、ということが分かっているからだと思います。
答えは、いつも自分の中にある。そのことがよく分かっているのだと思います。
そして、答えを自分の中に見つけた時の喜びを知っているからなのだと。
もちろん、本を読むことはあります。
本の中に答えや糸口を探すことはありますが、「あぁ!これだ!」とピタリと心に響くフレーズに出会う事はほとんどありません。
でも、いくつもの言葉や経験が重なって重なって重なって…「あぁ、こういうことだ!」と気づくことばかりです。
知識それひとつでは解決出来ないけれど、複数に重なると、それは知恵になる。
それを積み上げる事が、勉強であり、人生で学ぶということなのだと思っています。
それに、本はその文章を読みながら、自分の経験と対話している。
だから、結局は自分の中に答えを探しているようなもの。
だから私は、他人に相談し、自分以外の人のアドバイスをもらって歩きだすより、
うんと悩んで悩んで悩んで…、立ち止まったとしても、また自分のタイミングで歩き出せる時期を伺うほうが好き。
なにより、前者の場合、たとえアドバイスが正論だったとしても、私自身が納得していない方法ならばそのうち立ち止まってしまう事を知っているから。
周りが何と言おうと、私は人目を気にせず立ち止まれてしまう。
この一年で、それは良く分かった。
だから、基本は後者の姿勢を大事に。
これからもきっと、悩むということを大事に、大切に。
ひとり占めにしていきたいと思います。